ご協力
【学校法人女子美術大学】
約120年の歴史を持つ女子美術大学は、「女子美」の名で知られ、女性に対して高等教育機関における美術教育への門戸が開かれていなかった明治33年(1900年)に、「芸術による女性の自立」、「女性の社会的地位の向上」、「専門の技術家・美術教師の養成」を目指して、美術教育をおこなう学校として創立しました。以来、数多くの女性美術家、デザイナーやクリエイター等を輩出しています。
【CLAROSCURO -Bodega de Arte-】
アルゼンチン最大のワイン産地であり、世界有数の銘醸地として知られる、メンドーザの地に、『ワインを通じてアートを広め、アートからワインを楽しんでもらう』芸術とワインの融合『アートワイナリー』を理想として生まれたワイナリー。
素晴らしいテロワールから産み出されるワインは、ヴィンテージごとラベルが異なり、アルゼンチン出身のアーティストの作品が用いられています。
『明暗のコントラスト』を意味する“クラロスクーロ”のとおり、彼らのワインには力強さ、表情、静けさ、活力など豊かなコントラストが表現されています。
特別審査員紹介
弘兼 憲史氏(ひろかね・けんし)
1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒業。松下電器産業(現パナソニック)に勤務後、74年に『風薫る』で漫画家デビュー。『島耕作』シリーズや『ハロー張りネズミ』『加治隆介の議』など数々の話題作を世に出す。
『人間交差点』で小学館漫画賞(84年)、『課長 島耕作』で講談社漫画賞(91年)、講談社漫画賞特別賞(2019年)、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(00年)、日本漫画家協会賞大賞(03年)を受賞。07年には紫綬褒章を受章。人生や生き方に関するエッセイも多く手がけ、増補版『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』(中央公論新社)、『弘兼流 やめる!生き方』(青春新書インテリジェンス)などの著書がある。
樹林 ゆう子氏(きばやし・ゆうこ)
1958年、東京都生まれ。漫画原作者。 フリーランスライターとしての活動に加え、現在は弟の樹林伸と共同ペンネームでマンガ原作を執筆。 2004年からは『神の雫』の原作を『亜樹直』のペンネームで手がけ、日本のみならず、各国語の翻訳版が出版されるなど、世界的なヒットとなる。
樹林 伸氏(きばやし・しん)
1962年、東京都生まれ。漫画原作者、小説家、脚本家。早稲田大学法学部卒業。講談社に入社。『週刊少年マガジン』の編集に携わった後、1999年に独立。 コミック原作の代表作に、天樹征丸名で『金田一少年の事件簿』、安童夕馬名で『サイコメトラーEIJI』、姉・樹林ゆう子と亜樹直名で『神の雫』、『マリアージュ 〜神の雫 最終章〜』などがある。ワインへの造詣が深く、フランス政府より芸術文化勲章を受勲。
【テーマ “No Border” 選定への想い】
グローバル化が進み、デジタルコミュニケーション手段が高度に進化した現在では、“Border”が本来意味する、国境や境界という概念が大きく変化しています。
また、社会様式や価値観が多様化し、旧来の様々な“差・違い”を区切る概念も変化してきました。今回のプロジェクトのテーマ選定においては、次世代を担う若いクリエーター達の国・言語・性別といったボーダーを超えた才能・イマジネーションを支援したいという想いを込め、こちらのテーマを選定致しました。